男なら必ず見るべき「ファイト・クラブ」は中身なんてないことに意味がある

硬派な映画

「硬派」と「エンタメ」というのは、ちょっと遠い気がします。

ただ、エンタメの中にも”教養”みたいなものはあって、教養はもちろん硬派に決まっています。

教養が身に尽きそうなエンタメと言えば・・・

「読書」そして「映画」ですね。

僕は映像関係の仕事を一番長くやっているのですが、制作に関わる人間の中では映画をあまり見ていない方だと思います・・・

やっぱり、映像関係の仕事をやっているというのは「映画好き」が多いです。

よくないことなのかもしれませんが、僕自身は”作り話”に関してあまり興味がないんですよね。

とはいえ、「硬派アンテナ」をくすぐられる映画はたくさんあります。

硬派な男が出てくる映画や、硬派な監督や硬派な役者もたくさんいます。

硬派な男になるためには、映画というのは欠かせないコンテンツなのです。

そもそも男なら見なければならない映画

ということで、硬派な映画を紹介していきます。

あらすじとかちゃんとした考察が知りたい方は、他のサイトを見てください。

ここでは、超個人的な感想を述べて、硬派的なポイントを探っていきます。

また、ネタばれとかはガンガンしていくので注意してください。

一発目は、もちろん「ファイト・クラブ」です。

予告編はこちら。

 

いやー「ブラピ(ブラッド・ピッド)」がかっこいい。

それだけの映画です。

もちろん、監督である「デヴィット・フィンチャー」も、演出も何もかも素晴らしい。

中身はないけど、それを構成しているものは完璧。

ただ、中身は特にない。

という映画。

すごく深そうに思わせて、そうではないんですよ。

どちらかと言うと「カルト映画」っぽいです。

ブラピとフィンチャーがコンビを組んだ作品には「セブン」という映画もあって、そっちの方が100倍くらい深いでしょう。

ファイトクラブに関して、単純な評価をするとすれば・・・

現実に不満のある人が見て、すっきりする映画なんだと思います。

「そういう層」に見せて、支持されて、お金を稼ごうとしているのかな?とすら思う。

それくらい、中身が陳腐です。

最近で言うと、「JOKER」みたいな。

一番のテーマは「自己破壊」だと思うんですけど、現実がうまく行ってれば破壊する必要はありません。

”自己破壊”って聞いて、「かっちょいいー--!!!」って思うのはかなりアレですよね。

弱い人間がこれを見ると、見ただけで、強くなった気がしちゃうんですよ。

その勢いで会社とか行って、とりかえしがつかないことしちゃった人もいるんじゃないかな?

赤い革ジャン着て襟立て始めたり、「俺を殴ってくれ」とか言い始めたらかなり危険な水準です。

ただ、見ただけで自分が強くなったと思ってしまうはず。

物質至上主義とか

資本主義とか

といったものがテーマになっているように思えますが、超単純なマッチョ映画として見るべきです。

なんだか悪口っぽくなってしまいましたが、とても面白い作品です。

定期的に見ちゃいますね。

男なら見なければならない真面目な理由

ここからは、真面目な感想。

硬派を目指す男がファイトクラブを見なければならない理由は、

なんかかっこいいから

です。

そして、それは”見せかけ”なんですね。

硬派を目指すうえで、避けては通れない道です。

繰り返しになりますが、何を主張しているのか、何がゴールなのか分からない映画です。

ただ、要約すると

「男は裸一貫で戦おう」

ということなんだと思います。

そして、それ以外のこと、世の中のことは基本的にどうてもいいことなんだと。

でも、ちゃんと生きていこうよと。

その辺の人間をいきなり拳銃で脅しておいて、「お前は本当何になりたかったんだ!?」と聞くシーンはなかなかいいです。

余計なお世話なんですけど、余計なお世話で救える人間もいると。

まあ、まさに宗教なんですが・・・

この映画を繰り返し見ている人というのは、かなりイタイでしょう。

自分で言うのもなんですが。

最初のうちは、固形石鹸使ってエドウィンのジーパン履くくらいは影響を受けています。

ファイトクラブが「ネトフリ(Netflix)」と「アマプラ(Amazon Prime Video)」で配信されたことが、一部で話題となりました。

価値観が逆じゃん・・・

と。

お前(フィンチャー)にポリシーはねぇのか?と。

ただ、そんなことも「どうでもいい」のでしょう。

ファイトクラブのクライマックス、最終的に街のビルを大量爆破して終わるんですが、そのビルというのは「クレジット会社のデータセンター」と考察されています。

借金の記録を消しちゃう、みたいな感じで終わります。

この”分かりやすさ”というのが、硬派だなと。

最悪のネタバレとして、「自分オチ」の映画です。

そして、”元祖”自分オチでもあります。

「主人公の2人は同じ人物だった」というヤツです。

多くの方が、途中で分かるはずですが。

それを分かっていて見ることと、それが最後に分かることの両方を楽しんで欲しいです。

これを読んだ時点で、知ってしまったわけですが。

オープニング映像に関しても、革命的でしたね。

以降、このOPをパクっている映画やドラマだらけですよ。

「あれもかー」って思うと思います。

まあ、とにかくかっこいいと。

硬派の過程として、見るべきおすすめの映画でした。

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