氷にはこだわってください。
プロアマ問わず、お酒に関する話において必ず聞く言葉です。
何を当たり前のことを。
言われるまでもないんだよ、と。
ついね。
実際、ちゃんとした氷の方が美味しいに決まっています。
僕もある時からウィスキーだけでなく、チューハイ類にも「買った氷」を使うようになっちゃいました。
贅沢と言えば贅沢ですが、100円で大容量のものが売られている時代です。
ただ、もっと”サイズ感”が欲しい時あるじゃないですか。
普通の氷だと2~3個必要だけど、1個で済ませたいよねと。
ちゃんとしたやつ1個にすれば、多少は経済的だよねと。
むしろ、「1個じゃなきゃいやっ」て時ないですか?
1個の方が美味しくなりそうな予感がする時。
でも、バーみたいなロック氷はない・・・
そんな時には、作ればいいじゃんって。
1個あるだけで安心だね
で、簡単に作れる時代です。
ウィスキーのロックに使うような、大きめの氷を作れる容器がいくらでも売っています。
綺麗な氷とか、かっこいい氷、オシャレな氷、何より美味しい氷作りが流行ってます。
百均から高いやつまで、いろいろな容器がありますね。
だからこそ、ケチりたい。
ケチるというよりは、工夫したい。
もっと簡単に、手軽に作りたいと思いませんか?
その際には、「ゼリーとかプリンとかが入っている容器」がおすすめだよというお話です。
これです。
こう。
グラスに入れて、こう。
もう少し多めに水を入れてよかったですね。
接写!
ちょうどいいんですよ。
角が取れやすいことが難点。
ちょい水割りになる前提で、2~3個入れてもいいかもしれませんね。
更に、最大の秘密を記しておきます。
「もずく」とか「めかぶ」の3個売りとかのケースが最高です。
これを冷凍庫に1個常備しとくだけで、安心して夜を迎えることができます。
3個あれば、もう無敵です。
Need is the mother of invention
ウィスキー
氷
とくれば、「神戸スタイル」です。
「神戸ハイボール」と呼ばれるものですね。
正式には、「神戸スタイルハイボール」でしょうか。
何かというと、「氷が入っていないハイボール」です。
尚且つ、ステアもしないと。
- 冷えたグラスにウィスキーを適量
- 勢いよく炭酸水を注ぐ
で、完成
これです。
利き腕と逆の手で1Lのペットボトルから注いでるので、ブレは許してください。
とにかく、氷ナシでステアもしない。
グラスだけでなく、ウィスキーも炭酸水もキンキンに冷えてやがるのが望ましいですね。
で、これなんですけど、一時期まで僕が開発したと思っていたんですよ。
以前、”氷がない”っていう絶対絶命に陥ったことがありまして。
マドラー(割りばし)もないと。
確か、金もなかった気がします。
何も持たざるものだった頃。
ウィスキーと炭酸だけはある。
それでも、おいしいハイボールが飲みたいと。
必要は、発明の母だと思いましたね。
後日、それが神戸スタイルというものだと知った時は、すでに存在していたことに対してちょっとがっかりすると同時に、自分の才能に震えました。
僕が開発した時は、ウィスキーも炭酸も常温だったと思います。
それはそれでオリジナルですよね。
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