流行ってますね。
缶チューハイ。
レモンサワーブームに沸いた世間が一転、昨今の情勢もあり”家のみ”が主流になりました。
となると、やっぱり「缶が手軽だよね」となり、缶チューハイに目が向くのは必然。
「ほろよなんとか」みたいなジュースから「ストゼなんとか」という薬品まで様々な種類がありますね。
で、ちょっと待てよ、と。
「ちょ、待てよ」と。
「缶チューハイってなんだっけ?」と。
あなたが飲んでいるのは、本当に缶チューハイなのでしょうか。
缶チューハイではないものが、缶チューハイを名乗っていませんか?
それでいいんですか?
僕は、よくないと思います。
缶チューハイについて振り返りつつ、缶チューハイの王様を決めることにしました。
缶チューハイとは
缶チューハイって、缶に入っているチューハイなんですよ。
チューハイが入っていなければ、缶チューハイにはならないんです。
チューハイって、「焼酎ハイボール」なんじゃないんですか?
焼酎じゃなきゃダメなんじゃないんですか?
なんなんですか?
原材料名に「ウォッカ」とか書いてある、自称缶チューハイが非常に多くないですか?
もちろん、ウォッカもいいお酒ですよ。
ただ、その時点でチューハイではないんですよ。
ウォッカならまだ名前を名乗っているのでマシですが、「スピリッツ」とか雰囲気でごまかしているものも多いです。
僕が言いたいのは、それだけです。
でも、待てよと。
筆箱に筆が入っているのか?と。
下駄箱に下駄入れてるのか?と。
バージンロードを歩く○○がいるのかと。
そういった意見がある方もいるはずです。
これが屁理屈なのか、屁理屈ではないのかの判断は、人によって違うと思います。
でもね、できることはしていきましょうよ。
缶チューハイには、チューハイが入っていて欲しいんですよ僕は。
やはり「タカラ」が主役になりそう
ちょっと一気にレベルが上がってしまいますが、王様を決めようかなと。
今回はまだ僕の実力不足もあり、候補だけを挙げる形になります。
1人だけで決めちゃうのは、民主主義ではないですし。
あくまで、その資格がある者達を集めてみました。
- タカラcanチューハイ
- 宝焼酎ハイボール
- ハイリキ(アサヒビール)
どうしても、この3種になります。
タカラcanチューハイ
我が国には、もうメチャクチャ分かりやすい宝があります。
「寶(TaKaRa)」って、名乗ってますから。
母音である”a”を小文字で統一するオシャレ企業。
ご存じ、「宝酒造株式会社」です。
甲類焼酎の最大手と言っても過言ではない、知らない人はいないメーカーです。
代表作はたくさんありますが、あの赤いキャップの「宝焼酎」が一番有名ですね。
そんな宝さんの超ロングセラー缶チューハイ・・・
元祖缶チューハイであり
永久不滅の存在である
「タカラcanチューハイ(プレミアム)」です。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、紅花色素
優勝候補筆頭です。
実際に、「日本初の缶入りチューハイ」というポジションです。
ただ、ちょっと高い。
宝焼酎ハイボール
同じく宝酒造が販売する「宝焼酎ハイボール」は、手に取りやすさが魅力です。
原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素
いろいろな種類があるのが、最大の特徴でしょうか。
極めてドライです。
「俺これ好きなんだよねー」と言えれば、”一端の飲酒人感”があります。
各種味を含めれば、売り場面積は最大でしょう。
大衆の支持の証である”数”という意味では、王に相応しいかもしれません。
焼酎屋さんが作った缶チューハイはうまいだろう
という単純な理由でも、上記2種は完全に缶チューハイ界に君臨する存在と言えるでしょう。
ハイリキ
「ハイリキ」もまた、歴史のある缶チューハイです。
焼酎(国内製造)、レモン果汁、糖類、炭酸、香料、酸味料
ただ、甘い。
ちょっと胸やけがします。
逆に、好きな人も多いはずです。
否定はしません。
時々、無償に飲みたくなりますね。
いろいろな種類を飲むなら、1缶は欲しい存在です。
ハイリキが置いてあるスーパーは、ちょっとポイント高いです。
瓶で売られているものもあり、独特の存在感を放ってします。
ハイサワー缶
こちらはちょっと王からは遠いかもしれません。
「わ・る・な・ら・ハイサワ~」の割材でお馴染みの、「博水社」が作った缶チューハイがあります。
まさに「ハイサワー缶」です。
原材料 レモン(イタリア産)、醸造アルコール、ワイン、水飴、炭酸ガス、香料
残念なことに、「醸造アルコール」が使われていて「ワイン」まで入っていると。
とはいえ、歴史に残るべき存在であり、否定できません。
”日本初の割材”であり、割材というチューハイに欠かせない存在を支えてきています。
宝焼酎の思い出
ただのラインナップになってしまいました。
ここで小噺を1つ。
昔、居酒屋で宝焼酎をストレートで飲んでいるおじさんがいて
いつか俺も・・・
と当時は思ったのですが、自分もある程度飲むようになり
「ああ、これストレートで飲むやつじゃねぇな」
「あのおっさん、やばい人だったんだな」
って、気づいた時に大人になったような気がします。
以上です。
王様を探そう
もちろん、人によって違う意見もあると思います。
いいじゃないですか、みんなそれぞれの王様を飲めば。
この記事に関しては、何のバイアスもかかっていません。
僕が勝手に決めてしまいました。
ご意見がある方は、何等かの形でぜひご連絡ください。
一緒に飲みましょう。
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